NEWS

お正月を迎える

クリスマスに浸っていると、あっという間にお正月がやってきますね。

元旦には年神さま(としがみさま)という新年の神様が、各家庭を訪れ幸福をもたらすと考えられています。私たち日本人は新年を”迎える”と表現しますが、それは、年神さまをお迎えすると信じられてきたからです。

お正月には松竹梅を飾ったり、そのモチーフがよく使われます。
松は「長寿・延年」、竹は「生命力・成長」で、どちらも冬の寒さに耐え緑を保ちます。梅は「清らかさ・高潔」の象徴で、2月ごろに花を咲かせます。松や竹の、寒さに耐え緑を保つ力強さと、冬の寒さの中に花を開かせる清らかな梅。この3つが合わさり、冬の寒さに耐えて新しくスタートをさせるという意味が込められているのだそうです。

また、羽子板は板で羽根を打つことから「厄災をはね(羽根)のける」と信じられ、末広がりの形もおめでたいと、新春のお祝いとして飾られるようになりました。

テーブルコーディネートのポイントは、正角の折敷を使って直線を生かした清々しいコーディネートを目指していただくと良いと思います。お雑煮椀がご自宅にない場合は蓋つきのお吸い物椀でも代用できます。お雑煮椀をお買い求めの際は、お正月だけでは勿体無いので和風のシチューやロールキャベツ、お蕎麦やミニどんぶりなどの器に使うのもお勧めです。

迎春にお勧めの商品をピックアップしていますので、ご参考にしていただければ幸いです。